結構重要な部位でもあるにもかかわらず破風鼻隠で悩む人はほとんどなく、なんとなく色を選ぶ程度しかしていないと思いますが結論としてガルバリウム鋼板を選んでおけばオーケー!
うーんガンダムみたいな名前w
それはさておき、私の経験上の考えを皆様に説明致しましょう!
メンテナンスを基準に考える
個人的な考えですが、長い間住んでいれば見た目なんて見なくなる気にしなくなる、それなら機能的に!というのが私の考えなのですがメンテナンスで一番手間がかからないのがガルバリウム鋼板を使ったものを使用する
耐用年数も20年〜30年と長く、暴食性が高く錆びてボロボロということは少ない材料です。
窯業系でもグレードの高いものになれば同程度の耐用年数のものも存在はしますがお勧めできない理由があります。
木質系は木の質感がいいという強いこだわりがない限りは、メンテナンスがとても大変な材料です。
窯業系がダメな理由
私は仕事で扱うのは窯業系の破風のみになりますがいつもこれはダメだなと思う点がいくつかあるので、なぜダメなのかを説明致します。
脆い
施工をしていていつも感じることがすぐ割れる、ヒビが入るということ
少し大きめの穴を開けて、釘の頭のざぐりをしてと手間をかけないと簡単に割れてしまうとても繊細な材料
雨樋などをつける時に気にしてくれる職人さんであれば良いのですが、した穴を開けずに施工したらまず間違いなくヒビは入っているでしょう
コーキング
板と板の継ぎ目にコーキングを施工しますが、コーキングの耐用年数が比較的に短く
コーキングが割れてしまった時にそこから漏水して、いろんなところを痛めてしまう可能性がある
柔軟性がない
脆いというところにもつながってきますが、施工する下地となる木の板が波打っていたり反っていたりして、それに追従することができず割れてしまう
数年ごとの塗装が必要
窯業系自体なんのコーティングもないと水に強いものではないので、塗装が劣化し剥がれると板自体が劣化していきます。
せっかくサイディングを良いものにしても結果破風のメンテナンスで塗り替えしないといけないとなればもったいない
足場をかけるだけでもかなりの高額になるのでメンテナンスの回数は極力減らしたい
ガルバリウムなら
上記のような理由で窯業系はお勧め致しませんが、ガルバリウム鋼板であれば
耐用年数も長く、暴食性がたかく錆びることもすくないのでボロボロになって中に影響が出てくることも少なく
つなぎ目なども、重ねたり折ったりしてつなげていき水が入らないようにせこうされ
柔軟性が高く下地の木が多少伸び縮みや動くことがあっても損傷しない
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